どうも、30代パパのJyoです。
いきなりですが、懺悔(ざんげ)させてください。 我が家の家計は、基本的に妻が管理しています。財布は一緒。妻は「うちの資産はこれですべて」だと思っているはずです。
……でも実は、僕には妻に内緒にしていた「隠し資産」がありました。 独身時代からこっそり持っていた、虎の子の90万円です。
結婚して子供が生まれ、将来への不安がよぎった時、僕の中に悪魔(あるいは希望)がささやきました。
「この秘密の90万を元手に副業で成功すれば、妻にバレずに資産を倍増できるんじゃないか?」
「そうすれば、生活がもっと楽になるはずだ」
そんな甘い考えで、僕は震える手で90万円をWeb制作スクールとBUYMAコンサルに振り込みました。 まさに、人生をかけた秘密の全ベット。
……結論から言います。 その90万円は、たった数ヶ月で溶けました。
正確には10万円ほど回収できましたが、差し引き80万円の大赤字。 今日は、妻には口が裂けても言えない僕の「隠し資産消失事件」と、そこから学んだ「本当の人生攻略法」を、自戒を込めて記録します。
【結論】回収できたのは「10万円」。差し引き80万の赤字でした
まずは結果の数字を包み隠さず出します。
- 投資額: 900,000円(Web制作スクール+BUYMAコンサル)
- 回収額: 約100,000円
- 最終収支: -800,000円
「90万円も払ったんだから、詐欺だったんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。 教材やコンサルの内容はまともでした。実際に稼いでいる人もたくさんいました。
ただ、僕には致命的に「合っていなかった」のです。
0→1(収益化)には成功。でも「時給」と「代償」が見合わなかった
誤解のないように言うと、「稼げなかった」わけではありません。 必死に食らいついた結果、Web制作の案件も取れましたし、BUYMAでも利益を出せました。 自分の力で「0から1」を作れた経験は、自信になりました。
しかし、その裏側は壮絶でした。 僕は「家族との時間は絶対に犠牲にしない」と決めていたので、作業時間はすべて「睡眠時間」を削って捻出しました。
- 子供を寝かしつけた後、22時から作業開始。
- 朝は5時に起きて、そのまま本業へ。
- そんな生活を、約1年間続けました。
その結果、捻出した数百時間を利益(約10万円)で割ってみると……
「時給、数百円……?」
コンビニのバイトどころではありません。 「本業(SE×営業)で残業したほうが、よっぽど効率よく稼げるじゃん…」
この数値的な事実に気づいた時、僕の心の中で警報が鳴り始めました。「労働集約型」の副業は、時間を切り売りするだけ。これではいつまで経っても楽にならないと痛感したのです。
体が悲鳴を上げ、本業に支障が出た。「撤退」は英断だった
時給の低さ以上に決定的だったのは、「健康と本業へのダメージ」です。
1年間の慢性的な睡眠不足がたたり、体調を崩すことが増えました。 そして一番恐れていたことですが、体調不良がおおくなり、本業(SE・営業)のパフォーマンスにまで影響が出始めたのです。
ふと冷静になった時、SEとしての「リスク分析」が働きました。
- このまま続けて倒れたら、本業の年収(850万)すら失うかもしれない。
- 「家族を幸せにするための90万」だったのに、パパが倒れたら本末転倒だ。
「……損切り(ロスカット)だ。この80万の赤字は、高い勉強代として受け入れよう」
普通なら「90万も払ったし、1年も頑張ったんだから辞められない(サンクコスト効果)」と考えがちです。 でも僕は、「これ以上続けたら、お金だけでなく、自分の健康と生活基盤(本業)まで崩壊する」と判断しました。
「稼げないから辞めた」のではありません。「割に合わないから捨てた」のです。
この決断があったからこそ、僕は健康を取り戻し、今の「ブログ」や「高配当株」という、寝ていても資産が積み上がる「正しい攻略ルート」に切り替えることができたのです。
なぜ、年収850万のSEが「90万円」もの高額投資に踏み切ったのか?
「年収850万あれば、余裕のある暮らしができるだろう」 世間ではそう思われているかもしれません。昔の僕もそう思っていました。
でも、現実は違いました。 額面は増えても、累進課税と社会保険料でごっそり引かれ、手取りは思ったほど増えない。 スーパーの物価は上がり続け、子供2人(5歳・3歳)の将来にかかる教育費を計算すると、今のキャッシュフローでは全然足りない。
「あれ? 俺、必死に年収上げたのに、なんでこんなに生活が苦しいんだ?」
この「報われない感覚」が、僕を焦らせました。
親の年金生活を見て計算した「詰んでいる未来」
決定的だったのは、ふと「親の生活と年金額」をシミュレーションしてみた時です。
リタイアした親世代の年金受給額と、今の生活水準を見比べた時、背筋が凍りました。 「親の世代でこれなら、僕らが老人になる頃には……」
つい冷静に計算してしまったんです。
「このまま会社員一本で、国や会社に依存して生きていたら、老後は確実に詰む」
それが、漠然とした不安が「確信的な恐怖」に変わった瞬間でした。 だからこそ、今の生活水準を維持しながら、将来の不安を消し去るための「別の収入源」を、喉から手が出るほど欲してしまったのです。
時間を金で買って、最短ルートを行こうとした「投資マインド」
そしてもう一つ、単純に「ショートカットしたかった」という思いがありました。
通常、副業で稼げるようになるには、独学で膨大な時間がかかります。 でも当時の僕は、「お金(90万円)を払えば、その時間を短縮できる」と信じ込んでいました。
「90万円なんて、月5万稼げるようになれば1年半で回収できる」
「家族を楽にするためなら、安い投資だ」
この考え自体は、間違っていません。 しかし、僕は致命的なミスを犯しました。
「自分にできること(適性)」を見極めないまま、焦って決済ボタンを押してしまったのです。
妻に内緒にしていたのも、「この閉塞感を僕一人の力で打破して、家族を救うヒーローになりたい」という、男の変なプライドがあったからでした。 まさかそれが、80万円の赤字という「高い勉強代」になるとは知らずに……。
投資の内訳と、突きつけられた「現実」
90万円を何に使ったのか。 内訳は、「Web制作スクール(約30万円)」と「BUYMAコンサル(約60万円)」の2つです。
どちらも真っ当なノウハウでした。 しかし、実際にやってみて初めて分かった「SE×パパ」との相性の悪さがありました。
【Web制作】納期・営業・単価崩壊の三重苦
まずはWeb制作。 「SEならコードも書けるし、技術があれば余裕で稼げるだろう」 そう高をくくっていました。
しかし、現実は甘くありませんでした。 スクールでスキルを身につけた後に待っていたのは、クラウドワークスやココナラでの泥沼の「価格競争」でした。
- 単価の安さ: LP制作1本数千円〜数万円。時給換算すると数百円レベル。
- 案件獲得の壁: 実績がないため、提案文を何十通送ってもスルーされる日々。
- 納期のプレッシャー: やっと取れた案件も「明日までに修正を」と追い詰められる。
「年収850万のSEが、数千円の案件を必死に取り合っている…」
本業が終わった後に、眠い目をこすって営業メールを送り、納期に追われてコードを書く。 ふと我に返った時、「俺、なにやってるんだろう?」という強烈な虚無感に襲われました。
技術があることと、「個人で稼ぐこと」は全く別のゲームだったのです。
【BUYMA】「出張族」のパパに、物販の管理は無理ゲーだった
次にBUYMA(バイマ)。 「在庫を持たずにできるから、リスクが低い」 その言葉に惹かれて始めましたが、やってみて気づいたのは「時間と利益の残酷な反比例」でした。
利益を出すには、2つの道しかありません。
- 薄利多売: 安い商品を大量に売る(作業量が膨大)
- 高単価狙い: ハイブランドの一点物を売る(目利きと高レベルな対応が必要)
90万を取り返すには、当然「高単価」を狙うべきです。 しかし、高単価商品を扱うには、緻密なリサーチと、顧客からの問い合わせへの即レス対応が命綱になります。
ここで、僕の本業(営業・SE)の「出張の多さ」が致命的な壁になりました。
- 移動と会食の連続: 出張中はPCを開く暇もない。
- ホテルでの深夜作業: 疲れ果ててリサーチする気力が湧かない。
- 止まらない通知: 会議中も顧客からの質問が来るが、返せない。
「作業量を増やさないと稼げない。でも、本業が忙しい時期ほど作業が止まる」
このジレンマから抜け出せず、結局「数万円」を稼ぐのが限界でした。 「本業で飛び回っている人間が、片手間で回せるほど甘い商売じゃない」 それが、身をもって知った現実でした。
90万失って痛感した「3つの教訓」
90万円と1年間の睡眠時間を失いましたが、手元には「血の通った教訓」が残りました。
これは、ネットで拾った薄っぺらい情報ではなく、身銭を切ったからこそ分かった真実です。
ノウハウを買っても、やるのは自分(魔法はない)
一番の勘違いは、「お金を払えば、誰かが引き上げてくれる」という甘えでした。
- 「高いスクールに入ったから稼げるはず」
- 「コンサルについてもらったから成功するはず」
心のどこかで、自分を「お客様」だと思っていたんです。 でも、ビジネスの世界に「お客様」はいません。いるのは「プレイヤー」だけ。
90万円払って手に入るのは、あくまで「地図(ノウハウ)」だけです。 その地図を持って、険しい道を歩くのも、崖を登るのも、全部自分自身。 「高額な地図を買ったからといって、ゴールまでワープできるわけではない」
当たり前のことですが、当時の僕は「魔法の杖」を求めて、目が曇っていました。
「本業の強み(SE×営業)」以外で戦うと消耗する
これも痛恨のミスでした。 僕は本業で「SE(ITスキル)」と「営業(対人スキル)」という経験をそれなりに積んできました。 RPGで言えば、「中盤まで育てたキャラクター(装備あり)」がいる状態です。
それなのに、副業ではなぜか:
- Web制作(デザイン): レベル1の初心者からスタート
- BUYMA(ファッション): レベル1の初心者からスタート
わざわざ「装備を全部外して、裸一貫で新しい戦場」に飛び込んでしまったのです。これでは、その道のプロや、センスのある若手に勝てるわけがありません。
「なぜ、本業で磨いた武器を使わなかったのか?」
副業こそ、ゼロから学ぶのではなく、本業のスキルを「横展開(転用)」すべきでした。 今こうしてブログを書いているのは、「SEの分析力」と「営業の伝える力」をそのまま活かせる戦場だと気づいたからです。
パパの副業は「資産性(ストック)」がないと続かない
そして最後にして最大の教訓。 「時間の切り売り(フロー型)」は、パパには無理ゲーです。
Web制作もBUYMAも、結局は「労働集約型」でした。 手を動かしている間はお金が入りますが、子供が熱を出したり、本業が忙しくて手が止まると、収入もストップします。
仕組み: 自分の時間を切り売りして稼ぐ。
具体例: Web制作、BUYMA(転売)、Uber Eatsなど。
致命的な弱点: 本業が忙しかったり、子供が熱を出して作業が止まると、収入も即ストップする。「自由」がない。
仕組み: 成果物が資産になり、継続的に稼ぎ続ける。
具体例: ブログ、高配当株投資、YouTubeなど。
最大のメリット: 最初は大変だが、一度作れば「寝ている間」も「家族と遊んでいる間」も、過去の自分が稼いでくれる。
家族との時間を守りたいパパが選ぶべきは、間違いなく「ストック型」です。 時間はかかりますが、一度作ってしまえば、寝ている間も、子供と遊んでいる間も、過去の自分が稼いでくれる。
90万失ってようやく、「労働」ではなく「資産」を積み上げる重要性に気づけました。 だからこそ今は、「高配当株」と「ブログ」という、究極のストック資産に全力を注いでいるのです。
まとめ:失敗を「データ」に変えて、人生を攻略しよう
90万円という金額は、我が家にとって決して安い勉強代ではありませんでした。 正直、この90万円があれば家族旅行に何回行けたか……と考えると胸が痛みます。
妻にはまだ言えていませんが(いつか時効が来たら、笑い話として話します)、この失敗があったからこそ、目が覚めたのも事実です。
- 「魔法の杖(楽な近道)」はない。
- 自分の強み(SE×営業)以外で戦うと負ける。
- パパには「労働」ではなく「資産(ストック)」が必要だ。
この3つの教訓を得てからは、僕の戦略はガラリと変わりました。 一発逆転を狙うギャンブルはやめ、「本業の年収UP(850万)」と「高配当株・ブログ(資産形成)」という、地味だけど確実なルートを選び直しました。
30代パパへ。僕の「屍(しかばね)」を越えていけ
もし今、あなたが将来の不安から「何か始めなきゃ」と焦って、高額なスクールやコンサルの決済ボタンを押そうとしているなら…… 一度、深呼吸して僕のこの失敗を思い出してください。
その90万円を、S&P500や高配当株に回せば、将来どれだけの配当金を生むか。 その時間を、本業のスキルアップに使えば、どれだけ年収が上がるか。
僕は遠回りをしましたが、あなたは同じ轍(てつ)を踏む必要はありません。 このブログでは、僕が90万円をドブに捨てて見つけた「本当にパパが選ぶべき人生攻略ルート」だけを、正直に発信していきます。
今回の記事は「失敗編」でしたが、次は「成功編」です。 どん底からどうやって這い上がり、本業で年収850万を達成したのか。
その「本業攻略法(SE×営業の生存戦略)」について、次回の記事で詳しくお話しします。

それでは、また!





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